不正咬合を治す歯科矯正の目的は以下のようなものがあります。
- 美しい歯ならびとスマイルをつくること
- 健康な歯周組織を得て、虫歯と歯周病のリスクを下げること
- よく咬めるようにして胃腸の負担をへらすこと
- 口もととあごの成長をコントロールすること
- きれいな発音ができるようにすること
- 健全な咀嚼運動は脳の血流を促進し、老化防止にもつながります
矯正治療によって、歯並びと噛み合わせを整えることで、虫歯や歯周病にかかりにくく、食べ物もしっかりと噛めるようになります。さらに、美しい口元になり素敵な容貌や笑顔を作ることはもちろん、バランスのとれた顔立ちになり、老化防止、つまりアンチエイジングを維持することにつながります。
●矯正治療の流れ
▽Step 1 初診相談
歯についてのご質問やお悩みをお伺いして、治療例や各種装置をなどの資料をお見せしながら
お答えするとともに、治療方法や費用についてのご説明をいたします。(所要時間20~30分)
▽Step 2 精密検査
歯形・咬み合わせの採得、お口の中とお顔の写真撮影、顎関節のチェックなどをして、
噛み合わせや骨格のズレ、歯や骨の様子を細かく調べて、分析を行います。
(所要時間30~40分)
▽Step 3 診断説明
患者さんの精密検査についての診断結果を説明します。
診断結果と患者さんのご希望ををもとに、装置のサンプルや資料をお見せしながら患者さんに合った矯正治療の方法、適した矯正装置の選択、矯正治療の期間、費用についての説明を行い治療計画を立てていきます。(所要時間15~30分)
▽Step 4 矯正治療の開始
治療計画に沿って矯正治療を行っていきます。
症例にもよりますが治療期間は1年半~3年間、1~2ヶ月に一度の来院となります。
常にリラックスして通院できるよう心掛けていきたいます。
矯正治療と並行し、歯のクリーニング(PMTC)やブラッシング指導(TBI)も行います。
(所要時間20~60分)
▽Step 5 治療終了(保定期間)
通常、歯がきれいに並び、咬み合わせが改善されて矯正装置をはずします。
装置をはずした後の歯の周りの組織はしばらく不安定で、何もしないままでは歯は少しずつ動いてしまいます。
そのために、歯並びの位置が安定するまでは保定装置に保定期間を設けています。
保定期間は約2年、保定装置のメインテナンス、歯並びチェックのため2~6ヶ月に1回の通院となります。
歯の安定が確認されましたら矯正治療は終了となります。(所要時間20~30分)
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